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|l a r g e s k y| 風土に根ざした医院建築
周囲を畑に囲まれたのどかな土地に建つ動物病院である。我々は医院として目を引きながらも風景に溶け込むという相反する状態を表現できる建築を目指した。獣医である施主が犬猫だけでなく豚や牛も診る事から牧場に発想を得た。飼い主が犬を放しながら交流できるよう医院を大きく囲むルーバーを設置し、牧草を彷彿させる芝敷きの中庭を併設。外部は木柵や畑をイメージした土色とし、内部はおおぞら動物病院という名から淡い水色を壁にあしらった。将来間取り変更が可能な工法を採用し、バリアフリー、太陽光発電を活用した近作は郊外型医院建築として一つの形を示せたのではないだろうか。

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所在地: 群馬県邑楽郡板倉町
用途 規模 : 動物病院 木造平屋建
敷地面積 : 506.19㎡
施工面積 : 129.10㎡
ブログ :l a r g e s k y b l o g

設計 
*s t u d i o L O O P
ルーバー構造 長谷川大輔構造計画|長谷川大輔
施工 関口建設|関口栄一 関口善昭


写真 中村絵

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