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|c r a d l e| 訪れを静かに待ち続ける建築

敷地は軽井沢と隣接した嬬恋村にある別荘地の一角。夏は避暑地、冬はスノー&スパリゾートに利用され長年別荘としてその役目を果たしてきたが、30年の時を経て外装や設備は老朽化が進んでいた。予算の中で新しい空間を創出する事も可能だったが、厳しい環境に置かれる別荘には長期不在時の耐久性、滞在時の断熱性というスペックの向上が最優先だと我々は考えた。屋根を雪がスムーズに落とせるよう極力フラットな、外壁を断熱材の裏打ちされたガルバリウムで包み、熱抵抗の少ないサッシも全て高断熱サッシに交換し1Fには防犯用シャッターを取付けた。外部に面する部分が多い和室壁は温度変化の少ない木とし、設備もデザイン性・コスト性を重視した物に刷新し仕上げも張替えた。将来的に薪ストーブの導入が検討されたため、熱を2階へスムーズに運べるよう吹抜けに面した部分を格子壁としている。これからまた何十年とその役目を果たし家族の思い出の一部として残り続ければと考えている。

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所在地: 群馬県吾妻郡嬬恋村

用途 規模 : 別荘(改築)
敷地面積 : -㎡
施工面積 : -㎡
ブログ :c r a d l e b l o g

設計 
*s t u d i o L O O P
施工 今井工務店|今井重雄