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スタジオループ

|s o i l|千葉県流山市のオフィス兼用住宅

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DATA

所在地: 用途規模 : 敷地面積 : 施工面積 :

設計 *s t u d i o L O O P 構造 長谷川大輔構造計画|長谷川大輔 施工 株式会社オムニバス|稲垣 真司 写真 中村絵 千葉県流山市、東京方面へのアクセスに優れた駅近くの交差点という、都市的な利便性と人の往来が交差する場所に計画された、オフィス兼用の木造二階建住宅。交通量の多い立地条件を活かし、通りに対して開いた建築として機能するよう、外観は白を基調にまとめ、軒裏には天然木を貼ることで、素材の柔らかさと視覚的な温もりを通りすがる人々に印象づけるデザインとした。街に対してひとつの風景として働きかける“看板建築”のような存在感を目指している。 一方で、交差点という開かれた環境に対して、住まいとしての落ち着きやプライバシーも求められるため、建物の中心には二層にわたる吹き抜けの中庭を設けた。外に向かって開きすぎず、かといって閉じすぎない、内に開いた構成とすることで、都市に居ながらも静けさや自然の気配を感じられる空間としている。この中庭を取り囲むように各室を配置し、居室ごとに異なる視線の抜けや光の入り方が生まれることで、日常の中に変化と豊かさをもたらしている。 住居部分とオフィススペースは用途に応じてゾーニングされつつも、動線や光の広がりによって緩やかにつながっており、働く場と暮らす場が無理なく共存する構成となっている。都市の中で人と場が心地よく関係する、新しい生活と仕事の拠点をかたちづくる計画である。

千葉県流山市
事務所兼用住宅 木造2階建
339.38㎡
195.34㎡
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