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ご家族4人のための住宅。四方がほぼ等距離の250坪、3方は車も通る事が困難な道で囲まれていた。敷地にあった竹林、松、庭石、井戸、お稲荷様や車道などを記憶として残し各々を再構築した。敷地図を眺めている内に、記憶を繋ぐ様に距離を持った小さな建築が集まる街並のような家が見えてきた。LDKから四方に空間が自ずと欲する場へ分散、個々のボリュームはヒエラルキーを表現する幅、高さを形成し、分散した歪みによって生まれた外部空間は建築との狭間に生まれた光や風を取り込む中庭となる。立体的に敷地を埋める外郭は外と内の境界線を曖昧になぞり、奥行きを深め、抽象的な美を感じさせる遠景と近景を生んだ。開口部が少ない抽象的な箱は確かな存在となり、まるで自然淘汰のように’’風景’’が作り出されるようでもある。変わることなく有り続ける家は個人を超えた歴史背景と繋がり土地と共に根付く街の風景となり、絶え間なく変化する家族の暮らしによって10年、20年、30年、、、、と豊かなGROOVEを刻み続けるだろう。

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所在地: 群馬県館林市

用途 規模 : 専用住宅 木造平屋建
敷地面積 : 820.57㎡
施工面積 : 158.07㎡
ブログ :
g r o o v e b l o g

設計 
*s t u d i o L O O P

構造 長谷川大輔構造計画|長谷川大輔

施工 one|飯塚響 小澤孝宏

電気 ミヤザキデンキ|宮崎浩一
家具・建具 金子木工|金子儀一

鉄骨 板橋鉄工|板橋武

板金 兵藤板金工業|兵藤充紀

内装 コヤマ美装工芸|小山淳一

設備 鈴木設備|鈴木俊一 鈴木大介

写真 中村絵