|m o o n| 故郷での雄大な暮らし受け継がれる動物医療

安中市内に計画された動物病院併用住宅。川崎市で独立されていた施主が、やはり獣医のお父様と共同経営するために帰郷すると言う計画である。木箱の隅をくり抜く様に設けられた医院は街の人口、お父様と施主それぞれの経験を元に必要最低限の規模とした。待合は森をイメージし外壁と調和するような木素材と緑のタイルをあしらっている。北東を囲むガラスから安定した柔らかい光がタイルの上で木漏れ日のような煌きを生みだしている。

住宅は敷地が周囲より小高い場所にあるため、その羨望を生かす計画とした。上階へ向かう大階段は建物のほぼ中央に位置するため上部に天窓を配し階段周りのギャラリー、ライブラリースペースを共に照らす。LDKは40畳のワンルームとし、テラスとフラットに繋がり窓を開放すると風景と混ざりあう。業務用のステンレスキッチンや家具を想定しながら仕上材や色を注意深く選定した。故郷へ戻られたご家族が都心では味わう事が難しい自然を満喫しながら、豊かな生活が送れればと願っている。

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所在地: 群馬県安中市

用途 規模 : 医院併用住宅 木造2階建
敷地面積 : 500.24㎡
施工面積 : 299.14㎡
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設計 
*s t u d i o L O O P
構造 長谷川大輔構造計画|長谷川大輔 安田真弓
施工 翼創建|穴原剛 今井正樹

写真 中村絵

掲載:
homify(ドイツ)

Houzz(アメリカ)