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|r e s p e c t f u l l y |  地域の方々が集まり守られる深い軒を持つ庫裡客殿

寺院境内に計画された庫裡客殿である。祭事30畳一間となる空間、事務室、収納室、僧侶の居間や浴室、寝室等が求められた。我々は人がお寺に集まる際には大屋根の下がふさわしいと考え、和室部分を構造現しとした平屋の建築とし、その奥に祭事必要な諸室へ庫裡を乗せた切妻の二階建てを設置する事を提案した。和室部分は構造や障子、畳が一定間隔で繰り返され、巡る輪廻を喚起するしつらえとしている。多くの方が訪れる事を考慮し木部には濃い色の塗装仕上げとし耐久性を向上、庫裡部分は木部素地使いの切妻とし住居としての素朴さを大切にした。深い軒によって僧侶ご家族のみならず地域の方々が今後も末永く守られる、そんな寺院建築を目指した。

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所在地: 群馬県邑楽郡板倉町

用途 規模 : 庫裏客殿 木造2階建
敷地面積 : 485.86㎡
施工面積 : 185.49㎡
ブログ :
r e s p e c t f u l l y b l o g

設計 *s t u d i o L O O P

構造 長谷川大輔構造計画|長谷川大輔

施工 石川工務店|石川昭人

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